初めての共同作業
自宅高級マンションで、カレンダーの直筆メッセージ書きの作業をする多部ちゃん。
(*・∀・*)「(かき、かき)幸せが降り注ぎますように、っと」
( ´ _ゝ`)「何、書いてんの?」
(*・∀・*)「え? あー、これ、キモヲタの人たちへのお別れの挨拶」
( ´ _ゝ`)「ふーん、大変だね」
(*・∀・*)「(かき、かき)幸せあふれる一日になるように、っと」
( ´ _ゝ`)「(机に積んであるカレンダーの紙の束を見る)えー、これ、全部書くの? マジ?」
(*・∀・*)「うん、最初のうちは、楽しかったんだけど・・・、正直、今・・・、
つらい! ウケル! ひゃひゃ!」
( ´ _ゝ`)「手伝おうか?」
(*・∀・*)「えー、自分で書くから、いいよー、ミカコが書かないと意味ないし、それに、直筆だから、まーちゃんが書いたら、おかしなことになっちゃうよ・・・ まーちゃんは、あっぽくんの相手してあげて」
( ´ _ゝ`)「あ、うん」
(・(ェ)・)「・・・」
( ´ _ゝ`)「あっぽくん! こんにちは! 正孝お兄ちゃんでつよー」
(・(ェ)・)「・・・」
( ´ _ゝ`)「あっぽくん、こちょこちょこちょー」
(・(ェ)・)「うー」
( ´ _ゝ`)「あっぽくん、ぬいぐるみみたいでつねー」
(・(ェ)・)「うー」
( ´ _ゝ`)「あっぽくんの鼻の頭、濡れててかわいー! ピンポーン! 鼻の頭、ピンポーン!」
(・(ェ)・)「
うううぅ、わんっ!」(←窪田くんになつかない、あっぽくん)
( ´ _ゝ`)「吠えられた(笑)」
(*・∀・*)「あっぽくん、めっ! 正孝お兄ちゃんに吠えちゃダメだめでしょ!」(←目力全開)
(・(ェ)・)「くぅ〜ん」
書くのが疲れてきたのか、首を傾げ、ため息をつく多部ちゃん。
(*・∀・*)「はぁー、全然、終わらないよー、まだ、こんなにあるよー(カレンダーの紙の束をぱらぱらと繰って、厚みを見せる)」
( ´ _ゝ`)「それだけ、ミカコが人気あるってことじゃん、ファンの人たちに感謝しないと」
(*・∀・*)「うん、そうなんだけどさー、まーちゃん、聞いてよ、キモヲタの人たちって、同じカレンダーを何部も買って、応募してくるんだよ! ほら? 同じ人が4枚とか(同じ宛名のカレンダーを見せる)、ウケルでしょ? ふひゃひゃ!」
( ´ _ゝ`)「キモッ! 同じカレンダー4つも? ふつーに、いらないっしょ!」
(*・∀・*)「ふひゃひゃ!」
( ´ _ゝ`)「
キモヲタ、キモッ!」
(*・∀・*)「『見る用、保存用、使う用、食べる用』らしいよ、ひゃひゃ!」
( ´ _ゝ`)「食べる用とか(笑)」
(*・∀・*)「ふひゃひゃひゃ! ね? 本当、キモイよね! ひゃひゃ!」
しばらく、書く作業を続ける多部ちゃん。
(*・∀・*)「(手首を回しながら)あー、手が痛くなってきた・・・」
( ´ _ゝ`)「あのー、ミカコさん・・・、一文字だけもいいから、自分にも書かせてくれない?」
(*・∀・*)「はぁー? だから、まーちゃんが書いたら、ばれるって! キモヲタって、洞察力だけは、すごいから! キモ洞察力! ひゃひゃ!」
( ´ _ゝ`)「じゃあ、びっくりマークとか、ハートの部分だけでいいからさ」
(*・∀・*)「えー?」
( ´ _ゝ`)「ばれないって、大丈夫」
(*・∀・*)「本当にやるー?」
( ´ _ゝ`)「書かせて、書かせて」
(*・∀・*)「ってか、なんで、そんなにやりたがるしー」
( ´ _ゝ`)「や、キモヲタの人たちに自分もメッセージ書きたいっていうか・・・、キモヲタの人たちと触れ合いたいっていうか・・・、なんか、『食べる用』っていうので、一気に興味でた(笑)」
(*・∀・*)「そこっ!? ひゃひゃ!」
( ´ _ゝ`)「お願い」
(*・∀・*)「じゃあ、ちょっとだけだよ」
( ´ _ゝ`)「やった」
(*・∀・*)「これ、一度書いたら、消せないから、慎重にね」
( ´ _ゝ`)「うん」
(*・∀・*)「こんばんは、っと」
( ´ _ゝ`)「ハート、っと」
(*・∀・*)「いつもありがとう、っと」
( ´ _ゝ`)「ハート、っと」
(*・∀・*)「今日は、どんな一日を過ごす予定ですか、っと」
( ´ _ゝ`)「ハート、っと」
(*・∀・*)「まだまだ寒い日が続くので風邪などをひかないように、っと」
( ´ _ゝ`)「ハート、ハートっと」
(*・∀・*)「
ちょっと! ハート多いよ! ふひゃひゃ! 文とハートが合ってないし! ふひゃひゃひゃ! ミカコ、そんなハートを書くキャラじゃないよー」
( ´ _ゝ`)「あ、そっか、ごめん」
(*・∀・*)「ウケル、ふひゃひゃ! ・・・でも、ミカコ、うれしい」
( ´ _ゝ`)「え?」
(*・∀・*)「まーちゃんが手伝ってくれて」
( ´ _ゝ`)「手伝うっていうか、書くの邪魔してたって感じだけど(笑)」
(*・∀・*)「ううん、ありがとう」
( ´ _ゝ`)「・・・」
(*・∀・*)「?」
( ´ _ゝ`)「・・・」
(*・∀・*)「まーちゃん、急に黙って、どした?」
( ´ _ゝ`)「いやー、キモヲタの人、今、書いた、このカレンダー食べるのかなーって」
(*・∀・*)「
そこっ!? つーか、知らないよ! 食べるんじゃない? 『多部』だけに! ふひゃひゃひゃひゃひゃ!」
( ´ _ゝ`)「(笑)」
しばし、笑い合い、そして、見つめ合う。気付けば、一つの机に向かって、メッセージを書いていたため、体が密着してる。
(*・∀・*)「ミカコ、まーちゃんに出会えて、本当にうれしい」
( ´ _ゝ`)「オレも」
ぎゅっ。抱き合う。
(*・∀・*)「『初めての共同作業』しちゃったね!」
( ´ _ゝ`)「うん(笑)、初めての共同作業が『キモヲタのメッセージ書き』っていうのが、なんか、ヤダけど」
(*・∀・*)「うん、ヤダ、ひゃひゃ!」
ちゅっ! 多部ちゃんから窪田くんへのキス。
(*・∀・*)「ミカコ、まーちゃんのこと大好き」
( ´ _ゝ`)「うん、分かってる」
(*・∀・*)「・・・」
( ´ _ゝ`)「・・・これから、別の共同作業しようか・・・」
(*・∀・*)「うん・・・、ミカコ・・・、したい・・・」
( ´ _ゝ`)「・・・(ゴクリ)」
(*・∀・*)「ちゅ」
( ´ _ゝ`)「ちゅ」
(・(ェ)・)「(ささ)・・・」(←あっぽくん、ご主人の異変を感じて登場)
(*・∀・*)「ちゅぱ」
( ´ _ゝ`)「ちゅぱ、ちゅぱ」
(・(ェ)・)「・・・(じーっ)」
(*・∀・*)「はむはむ、じゅるはむ」
( ´ _ゝ`)「はむはむ、れろ」
(・(ェ)・)「・・・(じーっ)」
(*・∀・*)「ちゅぱ、ちゅる、れろ」
( ´ _ゝ`)「ちゅぱ、れろ」
(・(ェ)・)「・・・(じーっ)」
(* ̄Q ̄*)「れろれろー」
( ´ _ゝ`)「れろれろー」
(・(ェ)・)「・・・(じーっ)」
(* ̄Q ̄*)「
れろれろれろれろー」(←舌力全開)
( ´ _ゝ`)「れろ・・・、んんんん」
(・(ェ)・)「・・・(じーっ)」
(前戯略)
( ´ _ゝ`)「ギシギシ」
(*・∀・*)「あんあん!」
(・(ェ)・)「・・・(じーっ)」
( ´ _ゝ`)「ギシギシ」
(*・∀・*)「あんあん!」
(・(ェ)・)「・・・(じーっ)」
( ´ _ゝ`)「ギシギシ」
(*・∀・*)「あんあんあーん!」
(・(ェ)・)「・・・(じーっ)」
( ´ _ゝ`)「ギシギシ、うっ」
(*・∀・*)「
あああ、あーん! ああああああ!」
(・(ェ)・)「うー」
(後戯略)
最終採点結果
「多部ちゃんカレンダー2012」の直筆メッセージ企画の最終採点結果。
ってか、多部ちゃんなら、俺の隣で寝てるけど、何か? | 100,000,000点 | ってか、多部ちゃんなら、ミカコ・フォンデュ状態で、俺の横にいるけど、何か? | 300,000,000点 |
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窪田正孝くん、400,000,000点獲得! 優勝!